2021年夏の旅行は

2019年を最後に新型コロナの為に海外旅行に行けない。新型コロナはエボラ出血熱などではないので、自分に焦点を当てると免疫力の問題だ。無理をしない生活をしていれば、これを恐れることはない。しかし、海外旅行中は案外と風邪をひく、エアコンの調整がうまくいかなかったり、酔ってベロベロになったりするからだ。ということで、今年もイタリア海水浴は無理のようだ。

そこで、去年と同様に北海道に2週間弱となるが、行くことにする。今回は釧路から入らずに、千歳から入り、札幌→帯広→厚岸→根室は電車を使うことにする。特に釧路から根室の路線は楽しそうだ。車で、その線路の横を走ったが、荒野か線路かわかないレベルの場所を電車が走る。あれは非常に楽しそうだ。その後、根室でレンタカーを借りて、知床→北見→釧路→帯広→襟裳→登別→小樽→千歳となる。

知床はいつもの羅臼第一にプラスして「地の果てホテル」が楽しみだ。北見はオホーツクビアファクトリーが楽しみだ。そのほか、釧路は予約が取れれば「イオマンテ」さんに行くと思う。

この旅行は、厚岸や知床などの自然いっぱいの場所をただ走る事、そして地元でないと食べられない素晴らしい食材に出会うこと。それ以外には特に興味がない。

厚岸から根室、紋別から稚内、稚内から留萌、帯広から夕張、広尾から襟裳などは本当に何もない。本当に人工物は何もないけど、自然がいっぱい。それが本当に良い。イタリアでも、日本でも、人工物はすぐ飽きるが、自然は何度見ても飽きない。

食べ物も、地元の新鮮なものを、その地元で食べる事が本当の贅沢であり、もっともおいしい。それを今回も、知床と厚岸で楽しもうと思っている。

さて、基本の骨格としての飛行機手配、レンタカー手配、ホテル手配は終わった。あとは夕食の予定がホテルでない場所の予定とお昼によれるランチの場所、電車の事前手配を済まさないといけない。

ほんと、1年に一度はこの期間がないと、仕事をする気が全く無くなるので、これだけはやめられない。それも徐々に狭まる人生の可能性を見ながら、可能性が狭まりきる前にできることをしておきたい。

もうすでに、サンピエトロのクーポラに上がれる気がしない。それだけでも、人生が縮小に転じている気がする。


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