嫌われる勇気  自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎 古賀 史健 ダイヤモンド社

この本をどう使うかのお勧めだけど、こんな方法が良いと思う。

まず、この本を読む。
そして、自分の好きな映画やアニメや本を見たり読んだりする。
どこかに同じメッセージがある事に気がつく。
すると!アドラー心理学を理解を深める事が出来る。
しかも、自分の好きな物語をさらに深く理解できる。

どうだろうか?私のお勧めの使い方だ。

これは私の持論だが、学ぶとコミニケーションするは同量なくては駄目だと思う。
学ぶだけでは駄目、話すだけでも駄目。

まさに「学びて思わざれば即ちくらし、思いて学ばざれば即ちあやうし」だね。

さて、いつもの一言でまとめると

私とは人類全体や宇宙全体の一部であり、その中のひとつの普通である。

特別ではない、普通な私である。
しかし、普通である事で最高な自分なのです。

驕らず 蔑まず 自分で出来る事をやる。

ですかね?

うまくまとめられない。(笑

さて、レバレッジメモを書く。

「答えとは誰かに教えてもらうものではありません。自らの手で導き出していくべきものです。他者から教えられた答えは所詮対処療法にすぎず、何の価値もありません。」

だから、知識を教えるコンサルはクソだ。
でも、雰囲気を作るコンサルには意味がある。

「大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどうつかうかである」

これは金とかものだけの話ではない。自分という状態も含まれる。
人はいろんな違うアイテムを与えられて生まれる、時が経ち、違うアイテムを持つ。
しかし、黄金の剣を持つから何かをできるわけではない。持っているものをどう使うか、これが肝心だ。
持っていない物に対して、ふてくされたり、文句を言ったりしても、永遠に不満な人生を送るだけだろう。

「不幸である事 が自身にとっての 善 だと判断した」

ここが、この哲学の鋭い所だ。自分を不幸だと思っている人は
自分の不幸が、自分に都合が良いのだ。

自分が不幸だと言っていれば、恰好がつく。努力していない言い訳にできる。
だから、不幸だと自分に言い聞かせて、自分の人生を誤魔化せば、恰好がつく。

強烈な話だけど。本当だと思う。

評価されないのは上司のせい。
不幸なのは、誰かのせい。
カッコよくないとか、可愛くないのは親のせい。

違うだろ・・・・・それは君の考え方のせいだ!!

「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない。 と言っているのです。自分の人生をきめるのは いま ここ に生きるあなたなのだ。」

いままで金が無くて不幸でした。
いままで経験が無くて不幸で来た。
いままで美人ではなく不幸でした。
いままで怖い記憶があり、何もできなくて不幸でした。

それは、今後どう生きるかと何に関係もありません。
今と過去とは関係ないと認める勇気がないだけでしたと認めればよい。

「自慢する人は劣等感を感じている」

必死で自慢して劣等感を消そうとしているのです。
是非ともやさしく聞いてあげてください。

「誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいのです。もちろん、他者と自分を比較する必要もありません。」

他者と自分を比較すれば、他者にコントロールされる。
自分は自分だ。他者は他者だ。ただ、前を向いて歩いていくのみです!

「大人扱いするわけでもなく。子ども扱いするわけでもない。 いわば人間扱いするのです。」

これは非常に重要だと思います。
実践はなかなかむつかしいと思います。

「賞罰教育の先に生まれるのは ほめてくる人がいなければ、適切な行動はしない。 罰する人がいなければ、不適切な行動もとる」

給料がアップしないなら、最低限の仕事しかしない。(笑
怒られないなら、仕事しないで遊んでいる(笑

という事になる。賞罰だけで人を動かそうとすると、こうなる。
これじゃあ。駄目だ。

「世界の主人公になっているのです。 他者と接する時も この人はわたしになにを与えてくれるのか ばかり考えています」

だれかさんみたいだ。(笑
そして与えてくれなかったら勝手に怒り出して、彼は敵だ というレッテルを張る。
これが自分にしか関心を持たない人だ。

なんて不幸な人なんだろうか・・・

「人は褒められることにより 自分に能力が無いという信念を形成していく」

褒められることが目的となると、それは他人の価値観に合わせた生き方になり。
自分の人生を歩くことにならない。褒められること自体が目的になってはいけない。

「自らの主観で 私は他者に貢献できている と思えること。」

他者に褒められて価値を感じる事は無い。自分で自分が他者に貢献できていると思う事
これは幸福につながる。

「われわれはもっと いま、ここ を真剣に生きるべきなのです。 過去が見えるような気がしたり。未来が予測できるような気がしたりしてしまうのは あなたが今ここを真剣に生きておらず」

過去も未来もないと、私は良く書きますが。ここからきていたのかもしれません。

「人生に一般的な意味はない」

一般的なと書いているのがポイントだ。
一般的に人が生きる事に意味なんてない。それを意味を考えている人は馬鹿だ。(笑
生きて死ねばいいだけだ。

植物なら大きな葉っぱになろうが、赤い葉っぱになろうが、そんなことに意味がないのを考えれば
するにわかるのだ!

最後に、いろいろ書いたけど
いろんな人がこのアドラー心理学の大切なポイントを誰かに伝えようと
映画を作ったり、物語を書いたり、アニメを作ったりしている。

だから、この考え方に触れて、いろいろな物語や作品に触れてほしい。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見 一郎,古賀 史健
ダイヤモンド社

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