最高の人生と仕事をつかむ18分の法則 ピーター・ブレグマン 日本経済新聞出版社

仕事の変化でなかなか読めきれてなかった18分の法則でしたが、お正月もあり一気に終えれました。

まずは、この本を手に取ったのは下記の理由です。
同じような本は多いのですが、学校での授業と同じです。
つまり、そりゃそうだってことを如何に人に伝えるかが難しいのです。
その点、この著書は自分の事例をいろいろ書いている。
もちろん、人によりわかりやすかったり、わかりにくかったりすると思いますが
事例を書いているという所に、惹かれて買いました。

さて、いつもの一言にまとめるとです。

これはすでに著者がまとめているので、それに習いましょう。
46を見ることです。

何事もたった一つのことをやる!
これに尽きるということです。

坂の上の雲で秋山好古がいつも言っていたこと
「いつも一つだけのことをする。」
それが結局は一番成果を上げれるということです。

もちろん、これを理由に逃げてはいけません。
一つのことしかできないので、今はボーっとしてます・・・とかを
推奨しているのではありません。もちろん、違うこともやるのです。

でも、会議をしながらメールを書いてはいけません。
見てもいけません。いつも、ひとつのことに集中し成果を出すのです。

さて、次はいつものレベレッジメモです。

P37「休みを取ると考える時間ができるというデメリット」
もちろん、これは皮肉だ。
働き続ける人は、実は人生をごまかしている。
働き続ければ考えなくていい。顧客の言われた通りしたり
上司の言われた通りにしていればいい。
でも、休みを取って考えると、本質を考えてしまう。
だから、ロボットが欲しい会社では困ったことになるのだ。(笑
でも、今からの時代はロボットはいならない時代だ。
だから、逆に休まないから成績が出ないのではないかと思える。

休まないで走り続けると、必ず怪我をする。そう著者は書いている。
もちろん、わたしもそう思うから、そうしてる。

P92「好きでたまらないことを選ぼう」
大好きなことを1万時間を費やそう。
すると本当に誰でも一流になれる。

1万時間とは、仕事なら8時間として、休みは抜いても240日として5年かかる。
24時間365日考えたら1年と数か月で可能だ。1年以上睡眠ゼロで(笑
1年で達成するには1日27時間だ。(笑 無理だ(笑
普通に寝て生活すれば2年かかる。

でも、逆に考えれば、2年でプロなんだ。
最低2年やり続けたら一流になれるっとことだ。

P122「自分の能力は生まれつき決まっていると信じており・・・・自分の能力は粘り強さと努力で伸ばせると信じている人は・・・」
自分の能力は上限がないと信じなさい、運が決まっているなどないと信じなさい。
そうすれば必ず切り開けるのです。
どんな時でも死んでしまう一瞬前まで、そう信じ戦えばきっと「運」と言われるもの変わっていくのです。
たぶん、そうですね・・・違う宇宙に移動できるんだと思います。

P147「やらないことを決める事」
やるべきことに集中するためにやらないことを決めるのです。
もちろん、何度も言いますけど、これを理由にサボる人、つまり結果を出さない人は最低です。

P173「始業前に5分 パソコンを立ち上げる前に・・・1時間ごとに1分・・・・パソコンを閉じて5分」
何ができたか、なにをするべきだったか、何をしたのか。

立ち止まって考えよう、今これをするべきか!今これで良いのか!

P266「批判的なフィードバックは、ケアとサポートを伴わない限り助けとはならない。」
批判的なフィードバックをよくする人が多い。そして、その後は何もしないのだ。
それなら、なんの助けにもならないし、なんの改善にもならない。
批判的なフィードバックをしたら必ずケアとサポートをするべきだ。
その義務があるのだ。

P266「マネージャーはチームのメンバーに最大限の貢献をしてもらうために、それを阻む障害を取り除くことが務めである。」
まさにその通り!偉そうにすることが勤めであると思っている人は退場を願いたい。

もう少し、いろいろあるのだけど。これくらいにしていこうと思う。
この著者の凄い所は自分の弱さを出しているところだ。
それができる人は本当は強い人だと思う。だから、この本に惹かれる人が多いのではないでしょうか。

さて、自分の人生でやり遂げたいことを一つだけ選びましたか?
仕事ではやるべき目標を一つだけ選びましたか?

さあ、2013年も始まりました。
その「ひとつだけ」を今日から進めていきましょう!
きっと1年後に満足いく結果が出ている。そう思いますよ。

最高の人生と仕事をつかむ18分の法則
ピーター・ブレグマン
日本経済新聞出版社

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