不思議なほどうまくいく人―アンデルセンが教えてくれる 「できる人」が考えていること「できない人」が見逃してメッテ・ノルガード,柴田 昌治三笠書房このアイテムの詳細を見る |
アンデルセンと聞いてついつい買ってしまったのだ。
この本はいいところもついているが、本の半分が物語りをそのまま書いているので、それならそのままアンデルセンの物語を買ったほうがいいかも・・・・
さて、この本で一番良かった。もしくは一行でまとめると
P117
「現代はフリーエージェントの時代です。この自由契約型の社会においいては、プロとして強力な個性、つまり自分だけのブランドと確立することが唯一のよりどころである。」
ここでしょうか?
フリーエージェントの時代
ブランディングの時代といいますが
会社に頼った人生を送らず、自分ならではのノウハウを自分ならではの個性の上で発揮して、自分ならではの仕事を行い、自分ならではの幸福を追求する。
これが大事なんじゃないでしょうか?
金?地位?名声?なんだそれ!
自由・心の通い合い・やりがい これが宝じゃないかな?
しかし、金は普通にはいるけどね・・・・・(笑)まぁ2番目かな
さて、いつものレバメモ
P3
「忘れてしまいがちなものが2つあります。それは「考える力」と「目的意識」です。今、いそがしくって・・・といってませんか?これは怖い言葉です。主体性を持って考えることを習慣を放棄しているときのいいわけだから・・・」
忙しい人・・・・それは主体性のない人!
忙しいと言えば面倒なことを忘れさせてくれる麻薬のような言葉です。
私は忙しいという言葉は恥ずかしいから使いません。忙しくても暇で暇で困るというのだ!
P38
「人は忙しすぎて考える暇がなくなり、視野が狭くなり、新しいことが学べなくなり、自分らしい人生を歩み始める前に年老いてしまうでしょう。」
上記と同じだ他人に振り回されずに生きることだ。
P49
「失敗するのは簡単です。学ぶのをやめればいいのだ。しかし、大きな成功をするには、たくさんの小さい努力が必要です。毎日少しずつの発想の転換が素晴らしい実りをもたらします。」
そう、学び続けろ。学びを捨てた人は廃人ですね。
P55
「大飛躍 重大な決断などという言葉に惑わされるな、今出来ることはなんですか?未来の成功は身近な小さいところから起こっている。」
小さな努力 小さな一歩が大きな成功につながる。 大きな決断が大きな成功に結びつくわけではないのだ!
P121
「仕事が出来る人というのはたくさんの人と話をし 自分は今どの位置にいるのか、自分はこれから何が出来きそうか、ということを経験の積み重ねによって学んできた人です。」
たくさんの人と話をしてきたというところがポイント
同じ会社の人だけと話してたらダメだ。ひろーく話して自分の位置を知らないといけない。
P137
「歌の上手なナイチンゲールは「自然」「目的や意図」「心と心の交流」あるいは「自由」など、いずれも権力があれば手に入るものとはいえないものを自らのパワーの源としている。」
おれも心の交流って大切だと思う。俺はそれを「仕事の中の遊び」と思っている。だから、心の交流ができる会社って面白い、出来ない会社は面白くない。
だから出来ないところには一秒もいる気はしない。
P164
「内なる情熱に身を任せようとする人材は扱いにくい」
楽しければ仕事するし
楽しくなければ仕事しない
こんな俺ってわがまま??
別に笑えればいいのではない。
工夫が必要な仕事を楽しい仕事という。工夫が出来ない仕事を楽しくない仕事と呼ぶ。
この本は軽くていいけど、中身がちょっと薄すぎる・・・・
でも、ビジネスの自己啓発書の入門としては良い。