ローマ・ナポリ旅行記2007年9月23日イタリア7日目ヴェスーヴィオ火山&ソレント&アマルフィ

ヴェスーヴィオ火山

雨が降ると行けない所にどんどん行くべしと今日はヴェスーヴィオ火山観光に出かけることにした。

地球の歩き方には 駅前からバスがあるとあるが、ホテルのフロントに聞くとバスなんか無い!

生き方はエルコラーノまで行って、そこからバスに乗れといわれた。

早速 ヴェスーヴィオ周遊鉄道の始発駅までホテルから歩いて5分、そこは地下駅になっているのだけど

そこからエルコラーノを目指す。

チケットは例のアルテカードとセットになっているカンパーニャ地方乗り放題チケットだ。

うまく改札が通らないので、駅員に聞くとチケットにサインしろ!とのこと。

漢字でサインすると駅員は読めなくて驚いていたので、仕方なくローマ字でサインしたら納得してた。(笑)

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汚い落書きだらけの車両で30分ほど行くとエルコラーノ(遺跡)駅に到着

もうひとつエルコラーノ駅があるんだけど、とにかく降りてみた。

降りてみるとバス停なんか無い。

しかし、英語でヴェスーヴィオ火山ツアーの店があるとあったので、小さな店に入った。

先着のイタリア人が店で説明を聞いていた。

なんか良くわからんけど16ユーロ払ってツアーに参加することにした。

われながらなんて適当な!

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6名集まるとミニバス(ワゴンのタクシー)が出発!

どんどんヴェスーヴィオ火山を登り、登山入り口に到着!

登山入り口のチケット6ユーロをくれた!なんと、1時間後まで舞っているから上って降りて来い

えええ~~大丈夫なのか?と心配しつつ、どんどん上る。

30分で上まで上れたがもう少しだけ ゆっくりしたかった!

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上り口に杖を貸してくれるところがあるけど、帰りにはチップくれに変わってた。

よくある商法だ!おれは借りてないけど。

また、地球の歩き方で少しおかしな記述がある。

上に登りきったところ以上は登れないように書いているが(ガイドが同行しないと駄目とある)

そんなことは無い!

有料のガイドツアーは任意参加だ。

俺は関係なく入って関係なく見たけど 注意もされなかった。

カプリやビスビオには政府公認のガイドが居て、有料でガイドしているのだ。

政府公認なだけ、タクシーの白タクと普通のタクシーみたいなもんだ。

そんなの観光には関係ない!

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さて、もう強烈に綺麗なナポリやポンペイ方向を見つつ

こんな所まで一人で来れてよかった。

オプショナルツアーでポンペイなんかはあるけど、ヴェスーヴィオ火山登山は日本のツアーには無いだろう。

1時間ぴったりにタクシーまで帰ってきたのは俺だけで、後は10分くらい遅れてた。

俺ももう少しゆっくりしてきたらよかった。

さて、タクシーはあっという間にエルコラーノに戻る。

チップを2ユーロ渡して、駅に戻った。

ソレントへ

ポンペイに行くかと電車に乗るけど、もう遺跡は飽きていたので、そのままソレントに行くことにした。

観光客はほとんどがポンペイで降りていったが、私は後30分くらい電車に揺られて終着駅、伊豆の下田ちっくなソレント駅に到着。

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まさに下田のような場所で伊豆の踊り子号でやってきた観光客ってのりだ。

景色の切れないなポイントまで移動して景色を見て。

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町をふらふら歩いて、スーパーマーケットで念願の髭剃りを購入!

これでひげがそれると喜びまくる。

スーパーで面白かったのは、ちょうど13時30分にスーパーの電気が暗くなって

店員が「シェーーースタ」と騒いでいる。

おおおおおお これが昼寝の時間か!保育園じゃないけどイタリアには昼休みはゆっくり昼寝か昼ごはんをする習慣がある。もちろんレストランにはシェスタは無い!

周りの小売店もあれよあれよとほとんど閉まるのだ。

ここで判った事!

ボンジョールノとボナセーラは「おはよう」と「こんにちは」となりそうだけど。

正確には違う。

なぜなら、ボンジョールノはシェスタ前の時間の挨拶

ボナセーラはシェスタの後の挨拶

日本の観念とは違うのだ!

挨拶ひとつとっても、その国の生活と密接にかかわっている。

簡単にボンジョールノをこんにちはとか変換してはいけないのだ!

さて、ソレントの歩行者天国の時間帯(シャスタの時は車が通れる)に町の商店街を往復して

みやげ物店をみたりしながら、ここもあんまり私には関係ないので、早速港に向かう

港とソレントのタッソ広場には崖のような落差がある。

ここを歩いて降りていくわけだけど、綺麗な中世からかと思わせる階段があり楽しい。

振り返るとホント絶壁なんです。f:id:zennet:20070923141400j:image

さて港についてアマルフィに行こうとチケットの時間を見てガックリ

1時間後の15時10分くらいの便しかない・・・

さらにアマルフィから帰るのに17時台の船しかない・・・

ツーことはアマルフィに30分か1時間しか居ないのね???

船はサレルノまで行って帰ってくるのか???と考えながらチケット屋のおばさんに聞いてチケット買った。

たしかソレントーアマルフィが8.5ユーロだったかな

ついでにアマルフィで買ったチケットでアマルフィーナポリが12ユーロだった。

ソレントの港のベンチでホント気持ちいい風に吹かれて海を眺めていた。

ちょうど韓国のツアー客がざわざわ来て、カプリ島に向かっていった。

あ 日本人かな?とおもったけど韓国人だった。韓国人は本当にいろんなところに居る。

日本人より今観光ブームなのか?

さて、まってまって船が来た。

メトロ・デル・マーレ線(つまり定期便?)

これでソレントからポジターノとアマルフィに向かっている。

とにかくソレントも景色は良いけど、ほかに何も無いのでアマルフィーに向かった。

しかし、海からの景色は最高だった。

ソレントを海から見ると絶壁は実は人工的に城砦のように加工している。

その上に高級なホテルなのか建物がならんでいたと思う。

船でこの半島を左回りに回っていくのだが・・・・

この半島の景色も綺麗で・・・日本の半島とちがい松とか木がが生えない、草だけ?なので

その景色の違いがなんともいい。 イタリア人から見ると日本の松島とかのほうが言いというかもしれないけどね。

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さて、ポジターノ そこで甲羅干しする西洋人たち? もう黄色人種はみかけない。

アマルフィ 元のジェノバ ベネチア などと海洋王国としてその名を馳せたそうだが、ここは平地が陥没して土地がなくなった事と外国に攻められたのか、いまは他の都市と違いひっそりと田舎に成り下がっている。

しかし、そこが逆にすごい魅力人っているのかもしれない。

私は、アマルフィと言う土地になんかすごく憧れる。

何年か以内に夏にバカンスを取ってカプリかアマルフィに1週間程度宿泊してぼぉーーーとしたいなあと思う。

その頃には独身になってしまったけど、もう一度人生をともに生きれる人とバカンスを楽しみたいなぁと思っている。

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アマルフィの観光もそこそこに、ラベッロ行きのバスの停留所などをチェックして、次回!なんとか ここまで着たいなぁと心に誓いながら 帰りの船を逃すと帰りにくくなりそうだったから、早速チケットを買ってナポリに向かった。

船はかなりコミコミで仕方なく室内の椅子に座っておとなしくしていた。

すると前にMacを広げるIT関係者っぽいお兄さんが座って携帯で電話したり、パソコンで何か見てたりしてた。

私はソレントの次の港でがらがらになったので、ナポリまでは甲板にでて夕日を見ることにした。

遠くにカプリ島やクルーズの船 そして妙に空が近いのだ

筋雲が手を伸ばせば届きそうで・・・・思わず携帯で写真をとった。

夕焼け 筋雲 海 本当に綺麗だ。

歳のせいなのか?

今の会社や周りの人々に思わず、「ありがたいなぁ」と感謝してしまう。

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さて、ナポリの港に戻ったがもう既に日も落ち 暗いのだ

ナポリは暗くなってから余りうろうろするのも危険なので、確か港のトラム乗り場の近くに

バーガーキングがあったので、そこに行くことにした。

なんとか注文して、相変わらずコーラはLサイズしかないし(笑)氷は入れないのが外国では普通なので飲めばガブガブになってまう!あとは乱雑に作ったダブルバーガーとポテトを近所のお母さん連中と子供がパーティーを開いている中? 子供は走り回るは煩いわ・・・中学生か高校生の悪がきは居るわ・・・・もう無茶苦茶な環境でひとり黙々とバーガー食って 旅行ガイドブックをみる。

どうも、子供もも変な東洋人のおじさんが俺たちの縄張りにはってきたな?なにこの外人って感じチョロチョロと見ている。けど、怖そうなので逃げる・・・・そんな感じかな?

危なそうな高校生か中学生も居るけど、この場所は子供もおばさん連中も居るので実はムッチャ安全だと思う。

さて、トラム乗り場に行って。電車に乗り。帰った。

トラムで観光客丸出しの変な東洋人が乗ってくると・・・・みんなの視線が・・・刺さるけど

気にせずに・・・・中央駅までのってホテルに帰った。

さて、ドラゴンボール イタリア語版でも見て寝るか(笑)


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